弊社のウェブマーケティングは基本的にFaceBookを利用したSNS運営とサイトのブログを利用したブログ運営の二つが二本柱です。
具体的にどうすれば成果が上がるのか?という事に関して、既にお伝えしたテクニックを実践されてどんどん成果を上げられている方々がいらっしゃいます。
今回は「結局どうすればサイトへのアクセスが伸び、問い合わせが発生するのか?」という事を解説したいと思います。
目次
そもそも何故ブログを書き、SNSを運営するのか?全てはアクセス数の為!
アクセス数が無ければ問い合わせは発生しません。そしてアクセス数を稼ぐにはアプローチはたった二つしか有りません。この様な内容の記事を何度か書いておりますが、復習の為に再び書きます。
アクセス増加アプローチその1:広告を打つ
GoogleやYahooなどの検索エンジンに広告出稿を行うことでアクセス数を稼ぐ事が可能です。しかしこのアプローチにはメリットとデメリットが存在します。
メリットに関しては「手軽」である事です。デメリットに関しては「費用が発生する」という点が現実的なデメリットになります。
予算が多い場合に関しては広告出稿を行う事も十分に検討して良いかと思います。ネットの広告以外でも、意外な所で旧世代的な「タウンページ」で集客されている方もおります。
地方ですと電車の中吊りの費用が安いなど、ケースバイケースで費用対効果の高い広告方法がいくつも有ります。
電話回線があり、ウェブサイトが有るので有り、ウェブサイトの内容やサービスに問題が無く、予算も有るのであればガンガン広告費を使うというのは非常にスピーディーです。
アクセス増加アプローチその2:自力で済ます為のブログとSNS運営
広告費をかけない場合はやはり自力でなんとかする、という方法しか有りません。そのアプローチとして最も優れているのは「ブログを書きSNSで記事を紹介」する方法や、「SNSで記事を投稿する」方法になります。
ブログ記事をコツコツと書き、それらがユーザーが読んで得るものが有る内容なので有ればアクセスを集める事が出来ますし、一度書いた記事は長期間残りますし長期間少しづつアクセスを集めていきます。
非常に地道な作業に思えますが、ブログ記事をしっかりとストックしているサイトと、そうでないサイトのアクセス数は2倍からそれ以上。
この運営方法のメリットは「お金がかからない」という点です。反面、デメリットは「時間がかかり地道で稼働が発生する」という点です。
しかし、予算があり広告を掛けようと、自社のサービスやそのサービス提供をされている方の姿勢を理解して貰うにはブログ記事などを充実させる必要が有ります。
実際、多くの問い合わせをウェブ上から獲得しているクライアントのサイトの共通点は「離脱率の低さ」や「滞在率の長さ」です。これらはアクセス解析から見ることが出来るのですが、1ページのみさっと見て他のサイトや検索エンジンに戻ってしまうユーザーが実はとても多いのです。
しかし、記事を充実させているサイトは「1ページ読むと他のページの内容も気になる」のです。そしてサービスやその会社の姿勢が深く理解出来た時にやっと「問い合わせしてみよう」という気持ちになるのです。
広告か?自力で努力するか?
この答えについてはハッキリしております。まずは「ブログ記事投稿+SNS投稿」を地道に行うべきです。
実は大体の相談所オーナーが「自社のサービスと他社のサービスの違い、また優位性」などについて自覚が無い事が多いからです。ブログやSNSの投稿を行う事によって、未来の顧客の為に自社が何を提供出来ているのか、またユーザーが何を望んでいるのか、という事を地道に自社や自分自信を掘り下げることになるからです。
また、顧客は最終的に「自分の抱えている問題を、自分が払える金額で解決出来る相談所」を探しているのです。
値段が高い、安いといった問題も非常に重要なポイントでは有りますが、アラブの石油王とたった300万円で結婚出来るのなら安いものではないでしょうか?仮にあなたが300万円でアラブの石油王と結婚できるサービスを提供出来ているのであれば、ユーザーにそれが伝わる様な情報を発信できているでしょうか?
ブログ・SNSに関しては、この様に自社サービスの説明の補足としての重要な情報を沢山盛り込んでいくべきです。
顧客の氣心を知る事は難しいのですが、ブログ・SNSの投稿を頻繁に行い、少しづつレスポンスを貰う事によって自社のサービスに関してより深い考察を行う事が出来ます。
この作業が行えていない状況において「広告費」をいきなり捻出するのはナンセンスです。アクセス数に対してどれだけの顧客獲得が出来るか、という事を知らないままに広告費用を使っても、望んだような効果が現れない事も十分に考えられます。
具体的にアクセス数を伸ばすには?
さて、ブログを書く、SNSの投稿を行う、この事をご理解頂いた上で、実際のところどの様にすれば良いのかという点について触れたいと思います。
最も重要な点は「頑張って書く事」です。え?それだけ?と言われてしまいそうですが、ブログ投稿とSNS投稿をみっちりと行われているあるクライアントのお話は非常に衝撃的でした。
「4時間かけて3,000文字程度の記事を書く」とおっしゃられています。
書き上げるまでの時間というのは人それぞれでは有りますが、一記事を四時間かけて書くというその「気合」が有る人と無い人がいますよね。
様々なクライアントの方がいらっしゃいますが、この方のスタンスに関して私はウェブマーケティングのプロながら少なからず衝撃を受けました。
何故、そこまで気合を入れてブログを書くのか。それに関して「四時間かけてブログをかけば二人集客出来るから」との答えが。
素晴らしい気迫です。
開業したばかりでさほど会員もいないのに、頑張ってブログを書かない方というのも現実いらっしゃるのでは無いかと思います。会員が増えてくると日常的な業務も増えますのでブログやSNSの投稿は大変になるものです。
しかし、ある程度の会員数がいるにも関わらず「新規顧客が獲得出来る」という理由で沢山の時間をかけ、内容の濃いコンテンツを提供するというのはやはり「気合」だな、と思います。
そして、行動が成果につながっている訳ですから、素晴らしいです。
お勉強だけでは成果は上がらない
コンサルターとして感じる事は、結局「やるかやらないか」の世界だという事です。いくら素晴らしいアイディアがあり、いくら素晴らしいサービスを開発し、いくら素晴らしい人格の持ち主だったとしても、それらを必要とする人々に「知られる」事が出来なければお金は生まれませんよね。
つまるところ「やるかやらないか」の問題です。実はこの問題をクリア出来る人は皆様が思うより本当に少ないのです。
さらに「どれだけやるか」という問題も有ります。適当にFaceBookは投稿している、というのもある意味「やっている」訳ではありますが、「四時間かけて気迫のこもった記事を書く」というレベルでは有りません。
四時間かけてかかなければならないとは言いませんが、言われずともそれだけの熱意で取り組んでいる方と、いい加減にタスクを消化しているだけの人、どちらが結果を出すのかは目にみえていると思います。
仕事ですので「成果を上げる為には何をすればよいでしょうか?」と質問を頂く事が有りますが、答えをお伝えしてもそれを継続的にされる方は本当に一握りです。
正直、テクニック云々、というのは「熱意を持って取り組む」という最低限を満たしてからの話です。
お勉強ばかりしていても意味が有りません。勉強それ事態が目的では無いからです。勉強も努力も行動も全てビジネスであれば「顧客を満足させ成果を上げる為」です。
この事は基本中の基本ですが、しつこい様ですが案の定この事が出来ない方がとても多いという事をもう一度お伝えさせて頂きます。
ビジネスは「投資と回収」のサイクル
仮にあなたが100億円の資本を持っていて、その資本をベースに会社を作りビジネスをする場合、資本金が100万円の時よりも簡単にビジネスを成功させる事が出来るのでは無いかと感じるはずです。
お金をかけてお金を回収すること。それは「投資と回収のサイクル」です。さて、資本金がさほどなく、広告費も用意出来ない、という場合はどうすれば良いのでしょうか?
答えは多くありません。
・ユーザーが望むビジネス構築
・そのビジネス・サービスを告知する
詳細に突き詰めるとまだまだ答えは有りますが、ひとまずこの二点が最初の最も重要なポイントになるかと思います。
さて、ビジネス構築が出来た後、サービスを告知するには手段が二つ有ります。お金をかけて広告をするか、ブログやSNSの運営を頑張って自力で広告をするか、です。
お金が有ればお金を払えば様々な分野のプロフェッショナルを集め、簡単にビジネスを告知出来る訳ですが、そこまでの資本が無い場合の最初の資本は「自分の働き」ではないでしょうか?
投資は「お金」ですし「労力」でもあります。投資を行わなければより多くの回収は出来ません。
今回取り上げたオーナー様は「自分自身の労力」を投資し、「顧客獲得」で回収しています。
このサイクルの輪を少しづつ大きくしていく作業が成長する経営には必須となるのです。
最後に
成果を上げる為に「気合」や「根性」を使うのは実はとてもナンセンスでもあります。そもそも顧客の望むサービスを提供出来ているので有れば「モノ・コト」を売るのは難しく有りません。
しかし、どうしてもビジネスは簡単には行きません。いきなり大金を用意する事も中々難しいですし、アテも無いのに大金を積むリスクが有ります。
ビジネスが本格的に離陸するには、お金以外にも確実に労力が必要となります。その為に、一時的にはどうしても「気合・根性」といった物が必要になってきてしまう訳です。
もしあなたが「顧客が少なくて稼働が空いており暇だ」と感じている様でしたら、是非その空いた稼働を活用し集客に結びつける「行動」を開始される事をオススメ致します。
行動すれば良くも悪くも結果が付いてきます。結果を反省し、より多くの利益を生み出す為の行動を考え、実行に移すだけでビジネスは大幅に改善します。