婚活結婚意識調査0

結婚相談所を開業開設の集客はどうするのか?このテーマが永遠の課題になること久しからず。開業することが目的になりオープンまでが目標になりがちになってしまうこと少なくなく。

開業前から集客ありき=お客様から利用したいと言ってくれる、入会面談に来てくれる。この状態を準備しないまま名刺作り、Webサイトに形式的な情報を掲載し、ブログを書き始め、SNS投稿に、人に会い、交流会など参加。時間が立つに連れ、動いているのですが、収支が合わず悩む。(中小規模からの独立開業はどのビジネス形態でもこの状態が少なくない傾向)正解があれば越したことはありません。

ですが100%正解は算数ではないのでありません。商売はお客様の氣心もあることから具体的に集客できうる精度を100%へ高めていくということは市場データーの数値から商品サービス構築に活かす読み解きを解説。結婚相談所開業集客を成功させるデューオエージェンシー独自の視点記載していきますのでご了承ください。

今回の参照資料は明治安田生命が生活福祉研究所から
「2016年 20~40代の恋愛と結婚(第9回 結婚・出産に関する調査より)」レポートを題材に読み解いていきましょう。
【レポート詳細】
(1)調査対象: 全国の 20 歳以上 49 歳以下の男女
(2)調査方法: WEB アンケート調査(株式会社クロス・マーケティング登録モニター対象)
(3)調査時期: 2016 年 3 月 11 日~3 月 16 日
(4)回 収 数: 3,595 人
参照URL:20~40代の恋愛と結婚 -第9回結婚・出産による調査より-

これだけ!【レポート内の見出しに惑わされない。】

P7の結婚に対する意向という題材に対しての見出しが下記

「結婚したい」と考える 20・30 代が大幅に減少! さらなる少子化の進展が懸念
▶ 年齢とともに「結婚したい」割合は低下

この様な見出しは氣にせずに具体的なアンケート結果表の数値を見ます。

男性側から20代~30代の「できるだけ速く結婚したい」と「いずれ結婚したい」回答約40%と見ます。40代男性は32%。

結婚意識市場1

この背景を最大公約数の職業は会社員が大半と考えます。

その視点見ると「いずれ結婚したい」パーセンテージと「結婚したいとは思っているがしないと・・・」パーセンテージ年代が上がることに変化するものと捉えます。

予見理由としては務めている会社の状況=仕事の部分にが大半はネックとなるのが男性の視点。「養うには金がいる」=「責任感」「度胸」「自信」に関わってくることが大いにあると推測。従いまして、30代になると現実的にこの年収ふくめた働き方から鑑みる実生活において数字上シビアになる。

そして現在の時代と経済背景を踏まえながら、男性の給与アップペースはその会社に就職した時にすでにほぼ決まる。

いわゆる人事から連動する給与体制に、勤続年数も経ちはじめると部署異動、転勤、転職する要素なども考慮いれますとごく自然の回答であり、「多い少ない」の判断ではないとも見れる。この数値で「少ない」と断定はお門違い。そう見えるのは2013年のデーターが横にあるから。2013年の20代は3年後一部30代に移行されているし、20代前半数も3年後は20代後半に突入していることを差異にいれることが肝要。

続きましてP11の結婚生活に必要な収入グラフ。

婚活意識調査2

【結婚生活に必要だと思う世帯年収と未婚女性が結婚相手に求める年収】項目に出てくる400万円以上。この数字は後ほど大事になってくるので覚えておいて頂きたい。

レポート記載文:《未婚者は、結婚生活の経験がないため、安全を見込む人も多いでしょうし、ある程度ゆとりを持った生活をしたい期待感もあるものと思われます。》

と総括ありますが、そうでしょうか。そもそも男性が会社に入った時点で年収の伸び率は決まっているのですから、女性陣もそこは認識持ったほうがお得。ご自身の給与伸び率を計算されたら解るはず。

さて、それではお相手がいない方がで結婚生活を送る際に「いくら具体的に必要なのか、何が何円かかる!だから400万以上必須!」と支出を調べ電卓計算したのか疑問、いや、しうるのか疑問。彼氏彼女関係の時、そのような計算しながら恋愛します?交際始まってもしないでしょうと思いますし、交際深まってお互い結婚を意識しても一緒に貯金しよう!くらいの話しではなかろうか。この数値は単なるイメージ=「あったらいいなぁレベル」じゃないのかとツッコミ入れたくなる。それならもっと金額高めに設定しようよとも思いますが(笑)、意外と現実的に叶わない年収を言わずという側面で観るのが思慮かと。

ついでに、
《女性が希望する年収とは大きなギャップが見られ(図表 5-3)、このギャップが未婚・晩婚化の一因と考えられます。》と記載ありますが給与額面に対して男は自分にシビアだからこの様な内容でしょう。ここだけの回答を見れば。後にこの曖昧な表現がつながって来るのでチェキです。

ここではグラフを連動しながら観ることが必要になります。その肝になる主要ページはP13・P15~P17のみ。その他は補完情報。立証の根拠に紐づく回答。

P13:【結婚をコスパで考えてことがある】→30代未婚男性ではマイナス評価 =だって過去3年~4年+これから給与が上がる見込みが無い事実に無力感系が多数だから。
(給与が人生の幅か残念と言いたくなるオンナの本音も聞こえてきそうです。)

ココ!【魅惑のP15】このページ!今までの回答が矛盾しすぎていることに氣がつく内容になります。(独自見解ですが)

P15:【結婚したい理由・結婚相手の条件】年代関係なく実は男女皆同じ想いの部分が感情的に回答じゃないですか?数値を観てますか?タイトルに惑わされないように。

背景を見抜く=心情を理解した方がお客が喜ぶサービスを提供できる。

この下記図のイエローマーカー部分の表記に対して・・・グラフの数値が高い上位ベスト3の回答は何でしょうか?
対者回答者は、(「できるだけ早く結婚したい」+「いずれ結婚したい」)この【いずれ層】の%をいれると結婚願望有りのくくりは何%になりますか?P7を確認閲覧ください。

婚活結婚意識調査4

いままで、結婚生活は男女とも俗ぽく要約すると【金が~、ないから自信が~、だから交際したくても~】を前提背景として【結婚に興味ない数】に結び付けている傾向も、な、な、なんと、感情的な質問になると【美しい回答】のオンパレード。

▶1位:好きな人くらしたい
▶2位:子供が欲しい
▶3位:自分の家庭を持ちたい

あれ、年収400万や安定はどこへ???

▶4位:親を安心したい

▶5位:経済安定 ←ギリ入賞

▶6位:老後の安定 ←ベスト5落ち

矛盾しすぎている(笑)でもこの矛盾がある意味正しいと思います(これだもの日の本もまだまだ大丈夫だぜよ。)

続きましてP16:【 結婚相手として重視したい条件 】回答%で更に心情が読み取ることができます。

イエロー線の箇所:女性の 44.3%が「結婚には女性の稼ぎ力も大事」を上げ、更に、男性の経済力だけを頼りにしない意識も強いとな。

婚活結婚意識調査5

男女総合回答上位3位は・・・

▶1位:モノゴトの価値観 
(具体的にいえば結婚観になると思いますが。人生の過ごし方のことでしょうか。価値観の幅が壮大すぎるから会うしかないのよ。)

▶2位:優しい
(何に!?)

▶3位:健康である
(まぁ確かに色々面で)

アレ?年収400万や安定がどこに行ったのか?

次に数値高くで面白いのはこの▶4位:浮気をしない(そりゃお互い様)

男女とも総括すると要するに「男女ともに協力する連帯夫婦の結婚生活」を過ごせればOKじゃないの?求めていることがこの数値の裏側が言っている様に感じます。

物質的なモノよりコト無形の方に重きを答えることが多かったことがこの先の若い世代が30代に移りゆく中でどう変化していくのかも注目。そのことを踏まえながら感情的な部分は浮草かつ秋の空で変わりゆくもの。ですが、モノゴトの本質は普遍的です。王道的に何世紀経っても変わらない。ユーザー感情を捉えれれば、本質的なベーシックを提供できる結婚カウンセラーなる仲人業を営む方々なら会れえば強しでしょう。

さて、このアンケート結果を観て市場が広がる方と広がらないと感じる結婚相談所・仲人ビジネスに2分するのが本音ではないでしょうか。この様に常に戻ることのない感情市場にどの様な貴社の情報表現(掲載文章)で感情を捉えて行くのではないでしょうか。カリソメ乙女ならぬカリソメ市場の具体策は如何に。弊社ご依頼の結婚相談所オーナー様へは常々対応しております。

さて、このアンケート結果を観て「大手生保が言っているから正しい」というお過度違いな方。この生保に聞いても、アンケートの事実を記載しているので何か?と言われて終わり。結果として事実を公表しているだけで、実は別に何も言っていないという点。結果の事実を記載しているだけのシロモノ。それをあなたというフィルターが判断するだけのこと。この数値を観たまま鵜呑みにするのか、いや、チョト待てよ。っと言うことは逆にこうじゃないか?と思慮するのかにより、変わって来くることでしょう。

この数値を読み解きどうするかが答えのないトライ&エラーを調整し投資、回収、再投資の仕組みを継続することが運営する経営になることと存じます。(ホントは応えがあるのですが)

例えるなら釣り名人は釣りのポイントを変えて、竿や餌までも変え釣果抜群になります。が、ずーーっとその場で糸を垂らす釣り人もいますよね、その釣りをしている雰囲気が好きならOKです。僕も防波堤でボーッとするのはとても良く好きです。が、魚を釣って生活するスポンサーが付き釣り名人であるなら別の話。要はお客からお金を頂こうとする側ならハイキング的な釣りはすぐ廃業ですよね。漁師さんでも同じ、捕れないところに漁に出かけないのと同じでしょう。

一部の結婚相談所オーナー様へはこの資料を教材として、入会フックになる表現を紐解いて具体的な作業をお伝えしております。また入会したいという状態でのお問合せがくることと存じます。