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結婚相談所の開業にあたって必要な資金や費用について不明に思っている方も多いかと思いますので、今回は開業に必要な資金と費用についてご案内致します。

目次

開業資金実質ゼロ円の開業方法「連盟に加盟しない」

ずばり連盟に加盟しなければすぐさま結婚相談所を開業できます。必要なのは電話と名刺くらいと考えれば非常に安く開業出来るのではないかと思います。

しかし、「仲人型結婚相談所」のメリットは膨大な人数が登録されているデータベースが利用できる点です。もし会員が入会したとしても連盟に入っていない場合は紹介する相手の斡旋も非常に難しいですよね。

また、連盟のデータベースはお見合いの管理や会員の活動状況のチェックにも利用出来る為、無いと厳しいかもしれません。

しかし、独身男女の友人・知人が多く、別に連盟に加盟しなくても相手の紹介くらい出来るわ、という方で有れば実質は資金ゼロ円でも開業可能だと思います。

ちなみにこのスタイルで営業されている方を私は今のところ見たことは有りません・・・。

連盟に加盟するなら加盟金が必要

連盟に加盟するのであれば、その連盟が定めている入会金・加盟金が必要です。連盟加盟は連盟によりますが数十万円から120万円くらいは必要になります。

前述のとおり、連盟に加盟する事で会員データベースを利用し、自分の会員と他相談所の会員をお見合いさせたりすることも可能です。

ですので、通常「結婚相談所開業」に必要な資金として真っ先に上がるのが「連盟への加盟金」でしょう。

連盟加盟の注意点

連盟への加盟をしたから大丈夫、と考える方も多いようですが、連盟自体はあくまで「会員を集める中心機能」です。様々な相談所の中心のハブとしての機能が中心なのであって、「新規開業した相談所にお客さんを送客する」という事は出来ません。

様々な研修なども行われていますが、実際のところは「結婚相談所を簡単に経営していける内容では無い」です。確かに有益な情報も有るとは思いますが、そもそも「誰しもが希望する収入を得られる研修」というのは、のべつ結婚相談所の業界においてのみでなく、他の業種においても非常に困難ですよね。もしそんな方法が有れば誰しもが大金持ちです。

元々それなりの「ビジネスセンス」や「実力」がある方は勿論成功しやすいですが、そうでない場合は連盟に加盟しても苦労するケースが有りますのでご注意下さい。

テナント料や光熱費、通信費

もしテナントなどを借り、本格的な結婚相談所経営を考えられている場合は「テナント契約料と家賃」が必要です。自宅を事務所にして運営されている方も多いので、突然事務所を借りるというのはかなりの気合が必要だと思いますので、最初は自宅で行われても問題無いと思います。別に面積が狭いスモールオフィスをレンタルしてもよいでしょう。

電話が無ければビジネスは出来ませんので、電話は必要です。通信費も算出しましょう。携帯のみで経営されている方も多いようですが、よく考えてみて下さい。

顧客との信頼関係を考えるとやはり「固定電話」の電話番号を獲得しておいた方が良いと思いませんか?

最近ですと携帯への転送も可能ですし、インターネット回線と一緒に低価格でひかり電話を引くことも可能です。

そもそも顧客視点で考えてみてください。数十万円の「成婚報酬」を請求する結婚相談所が、月々1万円前後の通信費をケチっている状況で顧客は安心する事が出来るでしょうか?

「成婚させられないから電話が引けないのだ」と思われては元も子も有りませんよね。

当面の活動資金

テナント料以上に問題になるのが、もし専業で結婚相談所を開業されるようとしている場合は「当面の活動資金」が最も重要なのでは無いでしょうか。副業で開業される事を検討されているのであれば特に問題は有りませんが、専業となると経営が安定するまでの資金が必要になります。

意外とこの点を見落としがちなのですが、「開業してすぐに会員が集まる」というのはただの期待です。ビジネスにオカルト的な期待感を持ち込むのは危険ですので、活動ペースを考えてから開業するべきです。

ちなみに、専業で開業した場合は最初の一ヶ月目の収入が「ゼロ円」でも全く驚きません。そもそも集客を行うのは簡単では有りません。友人・知人が多ければ紹介で誰か入会するかも知れませんが、序盤はかなり厳しい戦いになります。仮に友人が100人おり、全員に独身者を紹介して貰ってもいいところ入会するのは10人くらいだとは思いませんか?

そしてその「人づて」もいつかは終わりを迎えます。人間が深く関係を持てる人数が限られていますよね。

ですので綿密に開業前にどのくらいの成長ペースで経営していくかをじっくり考えて見る必要が有りますし、それに合わせて準備する活動資金も変わってきます。

広告費

開業したからといって突然お客さんはやって来ない事は前述の通り。では、どのように集客するかというと「広告費」が必要です。

様々な広告が有りますが、例えば「新聞折込」というのも手でしょうし、「ウェブサイト」も実際問題無ければ話にならないと思います。

パンフレットが必要だと感じるので有れば、デザイン会社へのデザイン費用と印刷費が必要です。勿論名刺を作らなくてはなりません。

これらの費用が無ければ、「誰一人通らない路面でお店を始めた様なもの」です。きちんと仕事をする会社と取引をする場合は、トータルでこれら全てをやるとなると連盟へ加盟する加盟金と同じくらいの金額を想定して戴く必要があるかと思います。

非常に基本的な分野になりますが、チラシ・パンフレットやウェブサイトをきちんと制作出来る業者への支払いも意識しなければなりません。パンフレットも有ればお客さんが来るという簡単なものでは有りませんし、ウェブサイトも有れば集客出来る、という様な簡単なものでは有りません。作り手の技術に直結して結果が出ますので注意が必要です。

中には「自分でやってみた」という方もいらっしゃいますし、そのガッツは素晴らしいのですが、そもそもそれで結果が出るかどうかを考える場合はしかるべき技術を持ったプロへ依頼するのが良いでしょう。

勿論弊社にて各種紙媒体やウェブ制作を承っておりますのでご相談下さい。

最後に

既に他のビジネスで成功されている方からすると、特に問題無いと思います。これらの事は全て計算済みの上で経営をされているかと思いますし、テナントや電話の問題も既にクリアされているかと思います。

しかし、結婚相談所として初めて起業される方は注意が必要ですね。

最もミニマルなのは「副業的な位置づけで、自宅兼事務所で連盟に加盟して始める」というケースかと思います。

しかし、連盟加盟金を取り返す、という発想になりますと、様々な経営戦略が必要になりますのでそこは努力が必要です。割りと簡単に「10名集客して5名が成婚すれば元を取れる」と思いがちですが、起業直後であれば10人の会員を獲得する事は意外と困難です。そもそも成婚実績が有りませんし、結婚相談所の「商品のクオリティー」は成婚実績だからです。

弊社ではコンサルティングを始め、まさに開業倒産まっしぐらの相談所をV字回復した経験もございます。開業前に知りたいことなどございましたらコンサルティング対応可能ですので、ご気軽にご相談下さい!