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多くの結婚相談所開業支援・売上げアップをウェブマーケティングとサービス変更で達成してきたデューオエージェンシーです。今回は結婚相談所が多くやってしまうホームページ・ウェブマーケティングの間違いについて書きたいと思います。

目次

ホームページのデザインは相談所の為では無くサイトを見る人の為にある

まず、ウェブサイトを制作しておりますと「自分の好みのデザイン」を徹底的に追求される方がいらっしゃるのでは無いかと思います。コレが実は間違いの第一点。

自分の好みのデザインが出来上がってお客さんが来るのであれば、正直なところ世間のウェブ制作業者はもっと楽です。

デザインは「顧客のため」に行うのが最善です。そして重要なのがSEO対策・サービス内容の構成・サイトの導線です。見栄えよりもアクセス数を重視する事が非常に重要ですがデザインはあくまでも「自分の主観的な意見よりも顧客がどの様に判断するか」を重要視すべきです。

もちろんリッチなアニメーションが使われたゴージャスなサイトを否定するワケでは有りませんが、実はユーザーは「軽くて早くて自分に必要な情報をすぐに開くことが出来るサイト」を好んでいます。

「ウェブサイトの良し悪し=デザインの良し悪し」と考えている方も多いようですが、ウェブサイトの良し悪しはあくまで「総合的」に判断するべきです。

メールフォームの設計一つでアクセス数は何倍も変わってしまいます。ボタンの色一つでも問い合わせ数は変わってしまいます。非常に繊細で専門的な実践ノウハウが無ければサイトの「良し悪し」は理解出来ません。

オーナー様の「主観的な良し悪し」こそが、実はウェブマーケティング失敗の第一歩である事もとても多いです。

最も残念なのが「ティッシュの箱」です

結婚相談所のウェブサイトに多い間違いが「やたらとデザインに花を利用してしまう」「カラーリングがパステルカラーでいかにも女子向け」な点でしょうか。これではティッシュの箱のデザインです。

そもそもウェブサイトのみならず、デザインにはトレンドが有ります。しかし、どうも結婚相談所のウェブサイトはトレンドから置き去りにされている傾向が有ります。

これが何を起こすのか、考えてみましょう。

まず、サイトをみたユーザーが「古臭いサイトだな」と感じます。次にはこう思うでしょう。「古臭いサイトの運営者よりも、新しい雰囲気の結婚相談所が良い」と。

そもそも事業者とサービスの購買層の「ジェネレーションギャップ」が有る事を忘れてはいけません。それに花やパステルカラーの乱用は男性客を引かせてしまいます。

あくまで「男女」がサービス提供対象なのに、「結婚」というキーワードから想定される古臭い美意識をぶつけられてはユーザーが離れてしまいます。

実のところ、花やパステルカラーなどの「モロな結婚相談所」の世界観を廃したところ非常に多くのユーザーの方に好評頂きました。あるオーナー様が入会された会員の方から「サイトを見てダサいおばちゃんが出てこないと思ったので来ました。お会いしてみるとサイトの印象通りの方で安心しました」と仰って頂いたとのご報告が有りました。

会員の方へファッション指南もされる皆様ですので見栄えの重要性は理解されていると想いますが、案外会員の方のお世話に邁進していると自分自身の事は後回しにしてしまいがちですよね。

SEO対策の重要性

さて、SEO対策とは何か、ということから始まってしまいますが、SEO対策というのは「検索エンジンに上位で自分のサイトのページを登録してもらうこと」です。

私共ではよく「サイトよりサービスが重要」と申し上げる事が有りますが、これは「サイトはしっかり出来ていて当たり前」という前提があるだけのこと。

そもそも「購入したくなるサービス」の情報がサイトに上がっていても「アクセスが無い・少ないサイト」からはサービス成約が発生しません。ですのでサイトの構造やSEOは非常に重要です。鶏が先か玉子が先か、という話になってしまいますが、サービスが良くてもサイトの設計がどうしようも無ければそもそもサイトに誰も訪れません。

単純に月間100アクセスのサイトと200アクセスのサイトでしたら、やはりアクセス数が多いサイトの方がサービスの成約につながるからです。

さて、ここで皆様が間違いを犯します。その間違いとは「自分で知識を仕入れてSEO対策を自力で行う」ということなのです。

結婚相談所のオーナー様に色々と質問を頂戴したりお話を伺う中で、このSEO対策を頑張っている、という方が一定数いらっしゃるのですが、実は「素人SEO」は結構危険です。

まず、情報が正しいのかどうなのかという点について判断が出来ない事が原因の一つです。また、正しいやり方でも非常に非効率なやり方をしてしまう方も多いようです。

そもそもSEO対策を自力で行い、それで集客が出来るようになった、というのであれば結婚相談所よりもウェブマーケティングの仕事についた方が良いかもしれません。

実のところこの辺りは非常に難しく、一時的に結果が出ても半年後にはサイトのアクセスがガンガン減ってしまうことも有り、実は最もプロに任せるべきポイントでは無いかと思います。

私共は元々ウェブサイト制作・ウェブマーケティングを専門で行っておりました。多くの大小様々な企業のウェブマーケティングを問い合わせ数2倍~10倍まで、またサイトリニューアルを行った場合は全てリニューアル前よりも良い結果を残しております。

またあるオーナー様より「こんなに勝手に仕事をしてくれるウェブサイトははじめてです」とお褒めの言葉も頂戴致しました。

SEO対策やウェブマーケティングは非常に難解な分野ですので、ぜひともプロに一度ご相談いただき、専念すべき業務に専念頂くのが得策だと感じております。

そしてやはりサービスの重要性

仮にSEO対策が上手くいき、良いキーワードで上位表示出来たり、アクセス数がとても多くなっても集客に結びつかない事が有ります。単純にアクセスが増えれば勿論成約率も高まりますので、実のところただ結婚相談所のサイトリニューアルでも成果を上げる事は出来るのですが、実際に売上が爆発的に上がる背景には「サービス」の見直しが非常に大切でした。

序盤、デザインについてお話させて頂いた事に繋がりますが、やはり「オーナーの主観」で突き進んでしまうとユーザーには届きません。

考えてみてください。ドラえもんの道具がもし100円ショップで買えたら。爆発的に売れると思いませんか?

ユーザーのニーズとはそういうものです。例えばですが「高級な寿司が品質を落とさずに相場の半額で食べられる」というお店が有った場合、繁盛すると思いませんか?

これはサービス提供側だと見えてこないのですが、実はユーザーは様々なニーズや願望を持っているのです。

私共にて提供している恋活サービスはエンドユーザーの方に「結婚相談所に入会するつもりは無かったし、アプリや街コンも違うと思っていました。恋活・デーティングサービスなので問い合わせしました」と仰って頂いております。

また、結婚相談所オーナーの方からは「今までは会員に入会してもらうまでには多くの障害が有ったが、恋活のサービスを提供していると面白いほど会員が入会してくれる」とのお言葉も頂戴しております。

やはり結婚相談所のウェブマーケティングは「サービス構築✕ウェブサイト設計✕ユーザーを引かせないデザイン」の3つの柱が重要です。どれかが一つ欠けてしまうと集客も売上も爆発的なアップとはいきません。

どうしても主観的に自身の「想い」で行動されても中々ユーザーに届かない事が多く、その為に私共の様な「第三者」としての目線が非常に重要だと考えております。

もし、ご自身のサイトが「ティッシュ箱」みたいだと感じられている方、「サービスに魅力が無いのでは」と感じられている方、「サイトの設計のせいで取りこぼしている」と感じられている方、どの様なお悩みでもご気軽にご相談頂ければと存じます。

あなた様のお悩み、確実に解決致します。